赤帽の引越しは手伝いが必要?養生はやってくれる?手伝うと費用も安くなる

赤帽の引越しでは手伝いが必要

引っ越し業者を用いての引っ越しは基本的には手伝いは必要ありません。

でも赤帽を用いての引っ越しは手伝いが必要になってきます。

これは、赤帽の仕組みと関係しています。

 

短距離から中距離の単身引っ越しの場合は引っ越し業者よりも安く引っ越しをすることができます。

これは赤帽が軽トラック1台に一人という配置をしていることから、

人件費の削減を行うことができるゆえの結果です。

よって赤帽を利用した時必ず手伝いが必要になってくるのです。

 

では、どれくらいの手伝いが必要になってくるでしょうか?

 

赤帽は農業や漁業と同じ個人事業主で、引っ越し業者のように仕事の質は一定ではありません。

各赤帽によって手伝いの度合いが変わってくるのです。

 

元々リーマンをしていたけれども脱サラして赤帽として独立した人

元々大工だった人

と様々な経歴を持つ人が赤帽のスタッフになっています。

 

要するに引っ越し業者のように引っ越しのプロではないということです。

 

愛知県の赤帽を一例として挙げると、赤帽のスタッフの平均年齢は60歳を超えます。

この赤帽の実態から、必然的に赤帽を利用した時の引っ越しの質は変わってきます。

かつ手伝いの度合いも様々なのです。

 

例えば

30歳の赤帽スタッフと60歳の赤帽スタッフではやはり引っ越しの作業スピードは変わってきます。

 

30歳の赤帽スタッフであれば2時間でできる作業を

60歳の赤帽スタッフだと3時間掛かってしまったりというのはよくある話です。

 

その結果、時間制料金を採用している赤帽の場合は、

スタッフによっても料金が変わってくるのです。

さらに、高齢のスタッフの場合、手伝いも若いスタッフが担当する時以上にしなければいけません。

 

赤帽を利用した時の手伝いは、スタッフの能力や年齢に依存するといっていいのです。

 

赤帽を利用する際には相手方にスタッフの年齢や引っ越しの経験などを事前に聞いておくのがいいでしょう。

赤帽の引越し、養生はやってくれるところも

養生という言葉をご存知でしょうか?

 

家具などの運搬作業をする時に、建物の破損を防止するために布や板を使って保護することです。

梱包が運搬物そのものを保護する一方、養生は運搬作業をする際の周囲を保護すると考えてください。

 

引っ越し業者の場合は基本的に梱包や養生はしてもらえます。

 

では赤帽の場合はどうなんでしょうか。

これも手伝いと同じで赤帽の場所によります。

 

ある場所の赤帽では養生をはじめ梱包もしてもらえないところがあります。

でも他の場所の赤帽では梱包・養生共にやってもらえます。

 

養生・台車が豊富な赤帽の一例を挙げます。

・運搬台車

清音性に非常に優れているタイヤを用いて作業のスピードを上げることができます。

・運搬用マット

持ちにくい運搬物を移動させるために用います。

・木製台車

長い運搬物や高いロッカーなどを移動させるときに用います。

・フロア・壁・エレベーターの養生材

搬入搬出時に建物等の傷防止のために用います。

・エアークッション

スチール家具・ガラス消費などの破損しやすい運搬物の保護に用います。

 

このように非常に養生が豊富な赤帽もあるので、養生が必要な方は一度利用する赤帽に聞いてみることをおすすめします。

赤帽を使うときは積極的に手伝おう

元々赤帽が格安で引っ越しできる理由は、軽トラック1台につき1人の配置で、かつ利用者の手伝いがあるからです。

 

赤帽を利用する人の大半が単身で短距離の引っ越しであることから、荷物自体の量はそれほど多くありません。

だから手伝いといってもそれほど過重な労働ではありません。

 

実際に赤帽各社は女性であっても手伝いができる範囲をお願いしているのがほとんどです。

 

また、赤帽の場合時間制料金を採用している場所が多いです。

そのため手伝いをして短い時間で引っ越しを終えることができた場合、引っ越しの料金自体も更に安くあげることができます。

 

積極的に手伝いをすることによって、時間もお金も節約することが可能なのです。

 

手伝いに際する注意点をここで紹介したいと思います。

① 梱包などをしてもらえるか事前にチェックする

赤帽の場合梱包などをしてくれない場所もあります。

梱包をしてもらえなければ、破損の危険性が高まります。

 

もし、梱包の無い赤帽を利用するときは、

よりしっかりとした頑丈な段ボールなどを利用することをおすすめします。

 

更に、段ボールにタオルをしいたりしてなるべく工夫しましょう。

特に壊れやすいガラス製品や家電などは要注意です。

 

② 家具の配置はあらかじめ決めておきましょう

赤帽でも引っ越し業者でも基本的に大型の荷物から搬入するのが一般的です。

大型の家具などの配置をあらかじめ決めておかないと、

小さな荷物を搬入するときの邪魔になったりします。

 

スムーズに引っ越しを進めるためにも

配置をあらかじめ決めておいて赤帽のスタッフに伝えておくことをおすすめします。

 

③ 動きやすい服で引っ越しを手伝おう

引っ越しは想像以上に体を動かす作業です。

普段着ではなく運動着など動きやすい服で作業に当たりましょう。

まとめ

赤帽は料金が安いゆえに引っ越しの際の手伝いが必要になってきます。

手伝いの度合いや梱包・養生といったものは、

各赤帽によっても違ってくるのであらかじめ確認しておくのがいいでしょう。

 

赤帽を利用する人の中には女性の方もたくさんいるので、

女性でも手伝える範囲でお願いしている赤帽がほとんどです。

 

非常に料金が安い赤帽は利用する価値が非常に高いので積極的に手伝って引っ越しの費用を節約しちゃいましょう!

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