結婚 引越し 費用

結婚後新生活をするにあたって何かと費用がかかるものです。

なるべく出費を抑えて新生活を余裕をもって始めたいものですよね。

 

結婚の際の出費の中で引っ越しにかかる費用というのはどれくらいなのでしょうか?

さらに費用負担はどちらがもつべきなのでしょうか?

 

本記事では、結婚の際の引っ越しにかかる費用や負担さらに引っ越し費用を抑えるポイントを紹介していますので、是非一読して活用してみてください。

結婚して引越しするときにかかる費用

新婚生活を始めるにあたって何かと出費がかかるものです。

新婚生活でかかる費用は約100万円必要だと言われています。

 

〈引っ越し時にかかる費用〉

・引っ越し代

・入居時にかかる費用(敷金・礼金等)

・退去時にかかる費用(原状回復費用)

・家具や家電等にかかる費用

 

さらに、結婚前に夫婦となる2人がどのような生活状態であったかによっても費用が変わってきます。

 

〈結婚前の生活状態〉

結婚前に同居をしており、新居に引っ越す場合

・結婚前は別々に住んでおり、新居に引っ越す場合

 

考えられるパターンはこの2通りです。

 

まずは引っ越し時にかかる費用を見ていき、

その上結婚前の生活状態によってどれくらいの費用がかかるか算出していきます。

 

引っ越し時にかかる費用

① 引っ越し代

引っ越し料金は

通常期(5月~2)と繁盛期(3月、4)

によって大きく変わってきます。

さらに荷物の量や距離によっても料金が異なります。

 

引っ越し料金は通常期or繁盛期、荷物の量、距離に依存する。

 

5月~2月(通常期)

 

3月、4月(繁盛期)

 

② 入居時にかかる費用(敷金・礼金等)

入居時にかかる費用は概ね以下の5つです。

・礼金

部屋を所有している大家さんに対して、引っ越しの際に払うお礼金のことです。

大家さんの考え方によって異なってきますが、基本的には半月~1か月の家賃相当の料金が必要になってきます。

 

・敷金

部屋を退去するときに部屋の原状回復費用としてあらかじめ入居時に払う費用です。

礼金と同じく半月~1か月の家賃相当の料金が妥当な範囲です。

 

前家賃

賃貸契約の際にあらかじめ翌月分の家賃を支払うことです。

例えば1月に契約した場合は2月分の家賃を払っておきます。

 

仲介手数料

不動産仲介業者を経由して契約する場合、

不動産仲介業者に対して紹介料として払う費用です。

大体家賃の半月~1か月を目安にしてください。

 

火災保険料

不動産仲介業者から安全のために勧められる保険です。

選択可能ですが加入することが基本的です。

 

合計すると入居時にかかる費用は大体家賃の4か月~5か月ほどかかると思っておいてください。

 

③ 退去時にかかる費用(原状回復費)

退去する際にも費用がかかってきます。

住む期間が長いほどその家の価値が下がってきます。

 

さらに破損などによって消耗した部分は入居していた本人が払わなければいけません。

入居時に払っておいた敷金で足りる場合がありますが、

敷金以上の破損がある場合は、その分も退去時に追加して払わなければいけません。

 

とはいっても、自然な消耗等に関しては大家さん自身が修繕しなければいけない部分もあります。

退去時にはよくトラブルになる点で、

どこまでが家主負担でどこからが借主負担なのか調べておく必要があります。

 

ここではその目安を紹介しておきます。

*家主負担

通常消耗

経年変化

()

家具の設置によって生じるカーペットのへこみ

日照等によって畳などの色の変化

壁に貼ったポスターの跡

 

*借主負担

借主の責任によってついた傷や穴

故障を放置したことによって拡大した汚れや傷

(例)

たばこによる焼け焦げ

引っ越し作業中についた傷

 

④ 家具や家電にかかる費用

家具や家電に関しては、以前に使用していたものを使う人もおおいでしょう。

 

ただ新生活を始めるにあたって全ての家具を新しく新調する人もいると思うので、

家具や家電一式を新調した場合どれくらいの費用が必要になってくるか目安を紹介しておきます。

 

家具・家電の費用目安

品目 費用目安
洗濯機(全自動洗濯乾燥機) 25万円
冷蔵庫 18万円
テレビ 15万円
エアコン 18万円
電子レンジ 9万円
ベット 7万円
布団 6万円
掃除機 3万円
炊飯器 3万円
食器棚 8万円
カーテン 1万円

 

家具・家電を一式新調する場合、大体100万円ほどかかると思っておいてください。

 

結婚前の生活状態と引越し費用

それでは結婚前の生活状態によってどれくらいの費用がかかるか算出していきたいと思います。

 

結婚前に同居をしており、新居に引っ越す場合

・結婚前は別々に住んでおり、新居に引っ越す場合

 

ここでは家具・家電を新調しないと仮定して算出します。

 

① 結婚前に同居をしており、新居に引っ越す場合

新婚前に同居をしている場合、2人分の引っ越し費用で算出します。

 

〈5月~2月通常期〉

同一都道府県内での引っ越し

引っ越し料金:55,000

退居・入居にかかる費用(家賃の6か月程度目安)

 

別の都道府県への引っ越し

引っ越し料金:100,000

退居・入居にかかる費用(家賃の6か月程度目安)

 

〈3月・4月繁盛期〉

同一都道府県内での引っ越し

引っ越し料金:60,000円 

退居・入居にかかる費用(家賃の6か月程度目安)

 

別の都道府県への引っ越し

引っ越し料金:150,000円 

退居・入居にかかる費用(家賃の6か月程度目安)

 

② 結婚前は別々に住んでおり、新居に引っ越す場合

結婚前に別々に住んでいる場合は、〈単身×2回〉で算出していきます。

 

〈5月~2月通常期〉

同一都道府県内での引っ越し

引っ越し料金:50,000

退居×2・入居にかかる費用(家賃の9か月程度目安)

 

別の都道府県への引っ越し

引っ越し料金:100,000

退居×2・入居にかかる費用(家賃の9か月程度目安)

 

〈3月・4月繁盛期〉

同一都道府県内での引っ越し

引っ越し料金:80,000

退居×2・入居にかかる費用(家賃の9か月程度目安)

 

別の都道府県への引っ越し

引っ越し料金:140,000

退居×2・入居にかかる費用(家賃の9か月程度目安)

結婚に伴う引越し 2人の費用負担について

結婚 引っ越し 費用

結婚に伴う費用に関しては、どちらが払うかという規則みたいなものはもちろんありません。

結婚式の費用などは男性が払うことは今でもよくある話ですが、

引っ越しの費用などはカップルで話し合って決めるのがいいでしょう。

 

方法としては

・完全に折半する

・片方が払う

・両家の親からの援助

この3つの方法があります。

 

① 完全に折半する

一昔前は結婚すれば、女性は家庭に入るというのが一般的でした。

でも今は結婚後も夫婦共に働いて家族をつくっていくというのが主流になっています。

 

結婚に際しての出費もカップル共に折半することによって

後々揉めないようにするのがいいかもしれません。

 

結婚を互いに意識し始めたら、

結婚にかかる費用を意識して共同貯金をしてお金をためていくのも一つの方法です。

 

② 片方が払う

カップル共に仕事をしていても、給料の面など大きな差があることがよくあります。

給料が高い方が結婚に伴う費用を負担するというのもいいでしょう。

 

③ 両家の親からの援助

結婚のお祝い金などで両家からお金の援助をもらえる場合もあるでしょう。

そういった場合そのお金を結婚費用にあてるのも一つの方法です。

結婚後の家計のためにも!引越し費用を抑えるポイント

結婚 引っ越し 費用

結婚後の家計のためにも引っ越し費用を抑えたいものです。

結婚に伴う費用の中でも方法によっては最も出費を抑えることができるのが引っ越し費用なのです。

 

ここからは、どのような点に注意すれば引っ越し費用を抑えることができるかいくつか紹介していきたいと思います。

POINT
    • 引っ越しの時期を考える
    • 多くの引っ越し業に価格を競わせ、最も安い料金の会社に依頼する
    • 荷物を減らす
    • 引っ越し業者を用いる場合は人数を減らす(赤帽は1人)

 

①引っ越し時期を考える

引っ越し業者を用いて引っ越しする場合、時期によって料金が大きく異なってきます。

 

3月、4月の繁盛期と5月~2月までの通常期では約10,000円~20,000円の差がでてきます。

また平日や仏滅などの縁起が悪い日も避ける人が多く結果的に引っ越し料金を安く抑えることができます。

 

②多くの引っ越し業に価格を競わせ、最も安い料金の会社に依頼する

引っ越し業者を利用する人の中には相場を知らず、

引っ越し料金の高い業者を選択してしまう損をしてしまっている人が多くいます。

 

まずは、引っ越し料金の相場の知識を頭の中にいれましょう。

 

そのうえ、複数の引っ越し業者に見積もりをお願いし、最も安い業者を選択してください。

特に赤帽の場合は単身かつ短距離~中距離であれば、

引っ越し業者よりもかなり安く料金を安く抑えることができるでおすすめです。

 

荷物を減らす

引っ越し業者によっては荷物の量によって料金を設定している場所もあります。

そういった引っ越し業者を用いる場合は、

荷物の量を減らすことで引っ越し料金を抑えることができます。

 

必要なものと必要でないものを分け、必要でないものはどんどん処分していきましょう。

 

引っ越し業者を用いる場合は人数を減らす(赤帽は1人)

赤帽は元々一人なのですが、引っ越し業者は2人以上で作業することが基本です。

引っ越し業者と相談し、

荷物が少ないから人数を減らすことができないか交渉してみましょう。

人数を減らした分、自ら引っ越しを手伝えばいいのです。

まとめ

結婚にはなにかと出費がかさみます。

結婚に伴う出費の中でも引っ越しにかかる費用を抑えることが一番簡単です。

なるべく引っ越しにかかる費用を落として、新婚後の家計を圧迫しないように工夫してみてください!

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