引越し 自力 冷蔵庫

自力で引越しをするとき、大型家電の運搬は大変。

特に冷蔵庫は、どうしたらいいか分からないという人もいるのでは?

でも、ポイントをおさえれば、業者に頼まずに運ぶことも出来ちゃいます。

今回は、自力で冷蔵庫を運ぶ方法をまとめました。

自力引越しで冷蔵庫を運ぶ方法3パターン

まず、運ぶ冷蔵庫の大きさ・高さをチェックしましょう。

 

もし運ぶ予定の冷蔵庫がファミリータイプの場合は、業者に頼むことも考えましょう。

3ドア以上のファミリータイプの冷蔵庫は、

高さが180cmほど、重さは50kg以上です。

動かすだけでも大変ですし、載せられる車も限られてきます。

大型家電を運んでくれる「家財宅急便」などもあるので、そちらも検討しましょう。

運搬だけでなく、養生や梱包まで全てお任せできるので安心です。

 

そして、冷蔵庫を運ぶときは、「立てて運ぶ」ことが鉄則です。

運ぶ冷蔵庫の大きさ・高さに合った車を用意しましょう。

ここでは、冷蔵庫を運ぶのにオススメの車をまとめました。

軽トラック

自分で引越しをしようとしたとき、

まず頭に浮かぶのは、軽トラではないでしょうか?

小回りが利くので、荷物が少ない引越しで活躍します。

代表車種

  • トヨタ ピクシストラック
  • ダイハツ ハイゼット
  • スズキ キャリイ

 

レンタル費用目安(税抜)

  • トヨタレンタカー
  • 12時間
  • T0クラス
  • 免責保証なしの場合

6,000円

※日程や店舗により、実際の価格とは異なる場合があります。

 

積載量(目安)

  • 冷蔵庫(110L)
  • 洗濯機
  • 薄型テレビ(20インチ)
  • 電子レンジ
  • デスクトップPC
  • 布団
  • ダンボール 10箱

 

オススメポイント

屋根がないので、背の高いものも積める

背の高い荷物も、地上高2.5mのものまで運ぶことができます。

載せる際には荷台の高さを考慮しなくてはいけませんが、だいたい185cmほどの高さのものまで載せられます。

 

ファミリータイプの冷蔵庫の高さは、180cm前後。

ほとんどの冷蔵庫を載せることが可能です。

 

注意点

雨対策が必要

屋根がないので、天気によっては雨対策が必要です。

雨の時には

  • 幌をかける
  • ブルーシートで覆う

などしましょう。

 

荷崩れしないよう対策する

運転中に荷崩れが起こると、荷物の破損につながるだけでなく、周囲の車に被害を及ぼす可能性があります。

  • ロープやベルトで固定する
  • 背の高いものは、前よりに積む
  • 急ブレーキ、急発進しない

上記のようなことに気をつけて運びましょう。

 

バン

ハイエースに代表されるバンタイプの車も、引越しでは活躍します。

バンタイプの車も、軽トラ同様に、荷物の少ない単身の引越しであれば、一度に荷物を運べるだけの荷室の広さがあります。

代表車種

  • トヨタ ハイエース
  • 日産 NV350 キャラバン

 

レンタル費用目安(税抜)

  • トヨタレンタカー
  • 12時間
  • V3クラス
  • 通常料金
  • 免責保証なしの場合

11,500円

※日程や店舗により、実際の価格とは異なる場合があります。

 

積載量(目安)

  • 冷蔵庫(110L)
  • 洗濯機
  • 薄型テレビ(20インチ)
  • 電子レンジ
  • デスクトップPC
  • 布団
  • ダンボール 10箱

 

オススメポイント

屋根があるので、雨が降っても安心

引越し当日、雨が降っても、屋根があるので大丈夫です。

 

荷室も広い

ミニバンと比べて荷物室が広く、特に、奥行きは2m以上あります。

ベッドのマットレスや、分解できるベッド本体も載せられます。

 

注意点

荷物の高さを考慮しなくてはいけない

例えばハイエースの場合、グレードにより異なりますが、標準ルーフで荷室の高さは132cmです。

 

単身向けの150Lくらいまでの冷蔵庫は120cmほどなので、大丈夫ですが、それ以上大きなタイプ(3ドア以上)は、難しくなってきます。

 

2tトラック

荷物が多い場合には、2tトラックが活躍します。

引越し業者でも、単身~2人暮らしの引越しで使われるサイズの車です。

代表車種

  • トヨタ ダイナ
  • いすゞ エルフ

 

レンタル費用目安(税抜)

  • トヨタレンタカー
  • 12時間
  • T3クラス
  • 免責保証なしの場合

13,000円

※日程や店舗により、実際の価格とは異なる場合があります。

 

積載量(目安)

  • 冷蔵庫 大(450L) 
  • 洗濯機 
  • テレビ(37インチ) 
  • 電子レンジ
  • デスクトップパソコン
  • 布団 3セット
  • ダンボール(中) 20個
  • エアコン
  • 整理ダンス
  • 洋服ダンス
  • 食器棚
  • ソファ 
  • ダイニングテーブル
  • 椅子

 

オススメポイント

荷物がたくさん積める

荷台が広く、高さもあるので、荷物が多い引越しでも安心です。

積載量の目安からも分かる通り、大抵の家具家電は載せることができます。

 

注意点

普通免許で運転できない場合も

2017年3月に準中型免許が新設され、運転できる車両の区分が変更となりました。

普通免許を取得した時期によっては、2tトラックをできない場合があります。

2017年3月12日以前に普通免許を取得していれば、2tトラックを運転することができますが、それ以降の場合は、運転できません。

 

ただ、仕様によって運転できない場合もあるので、まず自分の普通免許で運転ができるかチェックしましょう。

 

運転が難しい

普通免許でも運転ができる2tトラック。

ただし、車両感覚は乗用車とはかなり違います。

 

特に、荷物室部分は高さがあるので、注意が必要です

通る道や、家の前の道幅、トンネルの高さなど、あらかじめ確認しておく必要があります。

 

そして、ほとんどはマニュアル車なので、慣れていない人には辛いかもしれません。

運転に自信がなければ、無理せず運転できる人にお願いした方が良いでしょう。

冷蔵庫の引越しを自力で!事前準備3つ

整理整頓しておく

引越しの時には、当然、冷蔵庫の中身を空にしなくてはいけません。

引越しの1週間以上前から、計画的に中身を消費していくようにしましょう。

 

水抜きをする

冷蔵庫を動かす前に必要な準備が水抜きです。

引越しの前日夜まで冷蔵庫を空にして、コンセントを抜いておきます。

そうすることにより、冷蔵庫の内部の水分を外に出すことができます。

 

翌朝には、冷蔵庫の裏側にある水受けに水が溜まっているので、捨ててから冷蔵庫を動かします。

水抜きをせずに引越しをすると、運搬中に冷蔵庫から水が出て、他の荷物を濡らしてしまうことがあります。

一手間ですが簡単なので、忘れずに行っておきましょう。

 

養生をする

運ぶ時には、壁や床に傷をつけないよう養生をしてから行いましょう。

賃貸で床や壁にキズをつけてしまうと、修繕費用を請求されることがあります。

 

ちょっとした凹みや傷でも、数万円単位の費用がかかるので、自力引越しで費用を浮かせても、逆に高くついてしまいます。

専用の資材を使わなくても、段ボールや毛布などの身近なもので大丈夫です。

引越しを自力で!冷蔵庫の持ち方運び方&設置後の注意点

立てて運ぶ

冷蔵庫は、運ぶ際には、出来るだけ横にしないようにしましょう。

本来、立てて使うものなので、長時間横にすると故障の原因となります。

車に乗せる時などに多少傾ける分には大丈夫ですが、傾きは45°以内で短い時間で終わらせるよう、心がけて下さい。

 

2人以上で持つ

怪我をしないため、室内に傷をつけないためにも、冷蔵庫を運ぶ時には、2人以上で行いましょう。

 

すぐに電源を入れない

新居では冷蔵庫を設置してすぐに、電源を入れないようにしましょう。

設置して1~2時間ほどして、運搬中に偏った冷媒やオイルを落ち着いたところで、電源を入れます。

そうすることで冷蔵庫の故障を防ぐことができます。

 

食材を入れるのは6時間後

電源を入れてから庫内が完全に冷えるまでにも、時間がかかります。

時期や冷蔵庫の大きさにもよりますが、目安は5~6時間ほどです。

食材を入れるのは、しっかり庫内が冷えてからにしましょう。

冷蔵庫の引越しを自力で まとめ

引越し 自力 冷蔵庫

運ぶのが難しそうな冷蔵庫。

3ドア以上のファミリータイプの冷蔵庫を自力で運ぶのは大変ですが、単身向けの冷蔵庫であれば、そこまで難しくありません。

 

運ぶ車の手配や運転、積み下ろし、設置などの手間はかかりますが、自分の都合が良いタイミングで運ぶことができます。

 

何より、引越し費用を抑えることが出来るので、しっかり事前準備をして、安全に作業をしましょう。

 

逆に、大型の冷蔵庫の場合や他にも大きな家具家電がある場合は業者に頼んだほうが安全&安く収まる可能性もあります。

後から後悔しないためにも、一括見積もりを利用してどれくらいかかるのか確認されることをおすすめします。

まずは費用を比較すること
引越し費用を抑える方法として、まず手軽にできることは、各引越し業者の費用を比較することです。
とはいえ、1から自分で資料を集めて調べるとなると面倒ですよね?
引越し費用の比較サイトで一括見積をしておきましょう。
  • 自分の引越し費用の相場がだいたい分かる
  • 値引き交渉しやすくなる
  • 安い業者を見つけることができる
  • キャンペーンやキャッシュバックを受けられると何かと便利です。 ネットだけでできて、しつこい勧誘電話もないので安心ですね。



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