この記事では、
「赤帽でベッドだけ配送を依頼したいけどいくら?」
「ダブルベッドでも配送してくれるのかな?」
「引越し業者と赤帽とどっちに頼んだほうがいい?」
そんな疑問を解消していきます。
赤帽でベッドだけを運んだときの料金
赤帽を利用してベットだけを運ぶことは可能なのですが、料金的にはどれくらいになるのでしょうか?
その前に赤帽に関して少しおさらいをしておきましょう。
赤帽は引っ越し業者と違い独立した個人事業主です。
会社の本社・支社という上下関係の組織ではなく各場所それぞれにオーナーがいます。
そのため引っ越し業者のように料金一律ではなく、
赤帽の場合は各都道府県の各場所に点在しています。
各々の場所によって料金が少しづつ変動してきます。
ここで紹介する料金は、
「数多くある赤帽の一例を挙げている」点を考慮しながらご覧になってください。
※場所によって料金が異なるといっても大きな差はあまりありません。
ベット単品の引っ越し料金は、
走行距離
階段の有無
作業状況等
により総合的に計算されるようになっています。
~ベット単品引っ越し料金早見表~
|
ベット単品配送 | 追加料金 | |
距離 | シングル | セミダブル | 助手 |
10kmまで | 6,000円 | 8,000円 | 5,000円 |
20kmまで | 7,000円 | 9,000円 | 6,000円 |
30kmまで | 9,000円 | 11,000円 | 8,000円 |
40kmまで | 11,000円 | 13,000円 | 9,000円 |
50kmまで | 13,000円 | 15,000円 | 10,500円 |
60kmまで | 15,000円 | 17,000円 | 12,000円 |
70kmまで | 17,000円 | 19,000円 | 13,500円 |
80kmまで | 19,000円 | 21,000円 | 15,000円 |
90kmまで | 21,000円 | 23,000円 | 16,500円 |
100kmまで | 23,000円 | 25,000円 | 18,000円 |
※助手:
赤帽の場合、軽トラ一台につき一人が基本設定。
作業員が2人以上必要になってくる場合は追加料金が必要になってきます。
※階段の上げ下げは1フロア/500円追加されます。
シングルベットかセミダブルベットか?
ベットの形状(折り畳み式、パイプなどの枠あり、引き出しの枠あり等)
によっても料金が少し変動してきます。
赤帽にお願いする前に自分のベットのサイズ・形状を確認しておく必要がありますね。
では、引っ越し業者や宅配業者でベットの搬送をお願いした時は
どれくらいの料金になるのでしょうか?
引っ越し業者の場合:大体1万円前後
宅配業者の場合:約2万円前後
になってくるので、短距離であれば、赤帽にお願いした方が安く上がります。
ここで一つ問題がでてきます。
「ベットを玄関から出すことができないんだけど…」
そうなんです!
引っ越しをする時に最も面倒くさいのがベットなんですね。
玄関から出すことが出来ないとき方法は3つしかありません。
✔ 解体する。
✔ クレーンを使って部屋から取り出す。
✔ 切って粗大ごみとして捨てる。
引っ越し業者の場合は、解体することもクレーンの業者を手配して運搬することも基本的には可能です。
では赤帽の場合はどうでしょうか?
赤帽にベッドの解体をお願いできる?
赤帽の場合、引っ越し業者と違いクレーンの業者を手配することはできません。
では解体することは可能なのでしょうか。
各赤帽によって解体できるか解体できないか違うようです。
情報の中には赤帽は解体できないというようなものもありますが、
場所によって解体できる赤帽も存在するので自分が使うであろう赤帽に一度連絡して確認してみてください。
解体できる赤帽の場合、もちろん引っ越し業者と同じように加算料金が必要になってきます。
ただ、赤帽の場合は作業時間に比例して料金が加算していくため、
作業員が現場に到着する前に、自分でできる範囲で解体しておき、
できない部分だけお願いするという形にしたほうが合理的です。
最初の30分無料
以降、30分ごとに540円ずつ加算
このような煩わしい作業を避けるためにも、ベットを購入するとき、
特に持ち家ではなく借り家に住む人は後に引っ越すときのことを考えておくことをお勧めします。
引っ越しの時になるべく負担にならないようなベットを購入することがいいのではないでしょうか。
つぎに赤帽でベットを引っ越しさせるときどれくらいのサイズまで運べるのでしょうか?
赤帽で運べるベッドのサイズ
赤帽の特徴は、
「短距離~中距離で荷物が少ない場合は引っ越し業者と比較して安くなる」
でした。
特に短距離で荷物が少ない場合、料金は引っ越し業者の1/4で引っ越しすることができます。
この安い料金を実現することができている一つの原因が、
「赤帽が使用するトラックを軽トラックに限定している」こと。
一方、引っ越し業者は積載量が2トン・3トンのトラックがあります。
小回りが利き、人件費も節約できる軽トラックだからこそ安いわけです。
では、赤帽の軽トラックで運べるベットのサイズはどれくらいなのでしょうか。
上で紹介したようにシングルベット・セミダブルベットまでは可能です。
ではダブルベットは可能なのでしょうか?
赤帽の基本的な軽トラックは
140cm×140cm×194cm(縦×横×奥)。
赤帽の中にも
140cm×175cm×194cm(縦×横×奥)
の軽トラックを置いてる場所もありますが、基本的には前者の軽トラックです。
一方でダブルベットの大きさは、幅が140~180cmで長さが195cmのものが一般的。
140cm×140cm(縦×横)の軽トラックの場合、
斜めの長さが約198cmになるので、幅が180cmのダブルベットでも積むことが可能です。
実際ほとんどの赤帽でダブルベットの運搬を取り扱っています。
ダブルベット以上の
クイーンサイズ
キングサイズ
は、赤帽の場所によって取り扱っている所と取り扱っていない所に分かれます。
大きめの軽トラックを所持している赤帽は取り扱い可で、
基本サイズしか所持していない赤帽は取り扱い不可なようです。
赤帽でベッドだけ運ぶ まとめ
赤帽は引っ越し業者と同じように、ベット単品の引っ越しを取り扱っています。
そして、解体も基本的にはしてもらえるようです。
※してもらえない赤帽もあります。
ただ、赤帽の利用する車が軽トラックであるという引っ越し業者との大きく違う特徴から、
キングサイズなどの大きなベットは取り扱うことができない場合があります。
赤帽にベットの引っ越しをお願いするときは、
自分の使っているベットのサイズと自分で解体できるかなど下調べをしてから利用するのがいいでしょう。