赤口も引っ越しに縁起が悪いと言われていますが、
仏滅は引っ越しに関しては、縁起が悪い説と良い説両方ともあります。
「引越し日が仏滅になりそう。。。対策法はない？」
「仏滅に引っ越すと何がいけないの？」
と仏滅と引越し日の関係が気になっている方向けにまとめています。
・仏滅に引越しする際の対処法
・仏滅引越しの意外なメリット
がこの記事を読めば分かります。
目次
仏滅に引越しをすると縁起が悪いといわれる理由
まず六曜とは何なのか最初に説明しておきます。
中国が起源で鎌倉時代～平安時代に日本に伝わってきたと言われています。
実際に使用されるようになったのは江戸時代からで、占いなどに利用されていたようです。
カレンダーに登場するようになったのは明治時代からです。
当時のカレンダーを売る会社が、何とかして売り上げを伸ばしたく新しいアイデアがないかと思索しました。
思索の結果、六曜をカレンダーに入れてみると瞬く間に人気商品になったということです。
次に仏滅に関して簡単に紹介しておきます。
六曜の中では最凶日といわれています。
結婚や移転、新規事業の開始には最悪の日だと言われており避けた方がいい日です。
この日に病気に罹ると長患いしてしまうともいわれています。
普段の生活で六曜を気にしている人はほとんどいないと思います。
でも、結婚や事業開始など特別な日に関しては、やはり人間縁起を担ぎたいと思いますよね？
引っ越しも同じではないでしょうか？
縁起などを気にする人にとっては、最凶日といわれる仏滅は避ける人が多いのです。
ところで仏滅の言葉の意味をご存知でしょうか？
元々『仏滅』は『物滅』という漢字だったのです。
そして意味は「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」なのですが、
この意味を考えると引っ越しにとって最適の日とも解釈することができるのです。
なので、仏滅を引っ越しにとって縁起が良いという説もあるし、縁起が悪い説もある
という少々迷惑な現象が起こってしまいます。
結局、仏滅の意味をどうとらえるか個人の判断で、
その日が引っ越しに向いているか変わってくるということです。
引っ越し日が仏滅でも大丈夫！すぐできる対策法３つ
ここでは仏滅を引っ越しには向かないと判断する人に対して、
引っ越し日が仏滅に当たってしまった時にできる対処法を４つ紹介します。
仏滅引越しの対処法①盛り塩
盛り塩をご存知でしょうか？
玄関の前に三角形に盛った塩をご覧になったことはないでしょうか。
あれが盛り塩です。
塩には、
・厄を払いのけ清める効果
・新しい力を生み出す効果
があると言われています。
そのため、盛り塩の効果は多種多様。
厄除けや魔除けのために用いられることがあれば、ゲン担ぎの時にも用いられることがあります。
盛り塩は正しい方法で使用しなければ効果がないと言われているので注意が必要です。
注意するべき点は以下の２点です。
・使用する塩は海水由来の天然塩を用いましょう。
調理用の塩は浄化作用が強く盛り塩には向かないのです。
・盛り方は三角形に盛るのが最も良いです。
先端のとがった部分で厄払いなどをするからです。
仏滅引越しの対処法②おもと(万年青)
観葉植物は風水では非常に良いとされています。
部屋の淀んだ空気や悪い気を吸い取ってくれて、良い気を室内に入れくれると言われています。
万年青は漢字からわかるように、一年を通して葉が青く、
古くから縁起が非常に良いとされている植物です。
引っ越しや新築の祝いなどに古くから良く用いられています。
新居の玄関に置くと開運になり、庭に植えると長年に渡って家が繁栄すると言われています。
引っ越しの際には最高の植物なのです。
仏滅引越しの対処法③ 事前に簡単な荷物を運び出しておく
引っ越し日が仏滅で縁起が悪いと思う人にいい方法は、
事前に簡単な荷物を運びだしておくということです。
引っ越しに縁起がわるいとされる、仏滅や赤日以外の日に軽い引っ越しをしておきましょう。
そうすることで縁起が悪い日に引っ越しをしなかったと自分に納得させることが出来ます。
この方法の欠点は、引っ越し先が遠方の場合は使えない点です。
近くに引っ越しをする人に限った方法です。
仏滅引越しの対処法④ 仏滅を縁起が良い日ととらえる
仏滅の由来は縁起が良いととらえることもできるし、悪いととらえることもできます。
ならば、いっそのこと仏滅は引っ越しには最高の日だと思えばいいのです。
結局、六曜を信じて気持ちが悪い状態で引っ越しするかどうかは、個人の心の問題だからです。
引っ越し日を仏滅にする 意外なメリット
①引っ越し業者と値段の交渉がしやすくなる
仏滅は縁起が良いと思っている人よりも縁起が悪いと思っている人の方が多いです。
日本人の観念の中には、「仏滅＝縁起が悪い」という等式が成り立っているので、
仏滅の日には引っ越しを止めておこうとする人がいるということです。
でも実際は、仏滅の言葉の由来から、引っ越しには最高の日という解釈もできます。
引っ越し業者が料金を安くしたり、値段交渉に応じたりするのは、
その日に引っ越し業者を利用する人が少ないからです。
仏滅は引っ越しをするにあたって縁起が良い意味にとらえることができるといっても、
仏滅は縁起が悪いという印象があると利用者は減ってしまいますよね？
結果的に、仏滅は引っ越し料金を安くしたり、値段交渉をしやすい日になるんです！！
引っ越し業者は、その日が六曜のいつなのかということは全く気にしていないんです。
値引きに応じるかどうかは、利用者が多いか少ないかによって判断されるのです。
このカラクリを逆に利用してしまえば、安く引っ越し料金を抑えることが出来ます。
②混雑を避けられる
仏滅が悪い印象があることは確か。
そのため、引越しの日取りを決める際に、仏滅は避けられる傾向にあります。
引越し業者も、混雑していないため柔軟に対応しやすくなります。
・時間の調整がしやすくなる
・搬出作業を開始する時間の目途を立てやすい
と混雑していないからこそのメリットも。
比較的空いていて予約がとりやすいので、急な引越しでも対応してもらえる可能性があります。
まとめ
仏滅の引っ越しは、由来のとらえ方に変わってきます。
たとえ、縁起が悪いと解釈したとしても、それに対する対処法はたくさんあるのです。
逆に仏滅に引っ越しすることのメリットもあります。
ということで、仏滅に引っ越しをするかどうかは、
個人の迷信に対してどれくらい信じるかという程度によるとことが大きいと言えます。
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