ゴールデンウィークに引越しを考えているあなた。
2019年今年は10連休ということもあり、
例年よりも引越しが混み合うことが予想されます。
この時期の引越しで、知っておくべき点をまとめました。
目次
ゴールデンウィークの引越し料金 費用相場
3月、4月の繁忙期が過ぎ、一旦引越し料金の相場が落ち着く5月。
とは言え、2019年は大型連休もあり、3月4月に引越しできなかった人や、
連休中に引越しを済ませようという人が増える時期です。
となると、連休中の引越し料金の相場はどうなっているのか気になりますよね?
リクルート住まいカンパニーが行った「引越しに関する実態把握調査」の結果を見てみましょう。
<調査概要>
「引越しに関する実態把握調査」(リクルート住まいカンパニー)
【調査実施時期】 2013年3月22日(金) ~2013年3月29日(金)
【調査対象者】 18~69歳の男女
【調査方法】 インターネット調査
【有効回答数】 20,000サンプル
【調査実施機関】楽天リサーチ株式会社
単身(5月)
(荷物少なめ)50,365円
通常期(5~2月)の間では、1番高い月という結果に。
最安の相場の12月(45,033円)と比べると10%ほど高く、
繁忙期の3月(58,168円)と比べると、15%ほど安い相場です。
(荷物多め) 66,955円
通常期(5~2月)の間では、7月に次いで2番目に高い月。
こちらは最安の11月 (56,935円)と比較すると、20%ほど高いです。
繁忙期の3月(87,648円)との差は、25%ほど安い相場になっています。
家族(5月)
(2人)84,425円
こちらも通常期(5~2月)の中では1番高い月という結果です。
最安の1月(75,567円)と比べると10%ほど高いです。
その一方、繁忙期の3月(118,811円)との差は、30%ほど安い相場です。
5月の引越し費用相場 まとめ
5月の引越し料金相場が高い要因は、
やはりゴールデンウィークの期間は一時的に引越しが増え、相場を押し上げているためです。
15%~30%安い相場となっているので、
3月4月の繁忙期真っ只中と比べると、
お得に引越しができる時期と言えるでしょう。
とは言え、GW中は、それ以外の通常期と比べると、
10%~20%ほど割高と考えられます。
可能であれば、GW以降に引越しをすることで、
より費用をおさえることができるでしょう。
ゴールデンウィークの引越し 2019大型連休の影響
- まとまった休みが取れる
- 天気も安定している
といった理由から、元々ゴールデンウィークは、引越しに人気がある時期です。
その上、今年はカレンダーの通り、10連休とかなり長い休みになります。
そのため、この間に引越しを済ませてしまおうと考える人が増えています。
そっか、GWの11連休中に引越しだと楽だなぁ。
引越し業者抑えられるかな。— たかたか (@takataka0312_) 2019年2月16日
また、引越し難民を避けるため、
今年も国土交通省が4/8以降の引越しを勧める取り組みもしています。
元々3月、4月に引越しを考えていた人も、
- 引越し料金がかなり高い
- そもそも業者がおさえられない
などの理由で、GW期間に流れてきていると考えられます。
速報
4/1からの異動は決まるものの引越しはGW以降となり、当面二重生活らしい。— モノ (@monolith68) 2019年2月25日
そして、月末は賃貸契約の区切りであることもあり、引越しが増える時期です。
今年はその期間に、ゴールデンウィーク前半が重なっています。
GWの前半に荷物を運び、後半で片付けをしようと考える人は多いので、
早い時期から予約が埋まっていくでしょう。
引越しの見積もり・予約は、2~3ヶ月前から受け付けています。
GWに引越しを考えているのであれば、今すぐに動き出した方が良いでしょう。
ゴールデンウィークの引越しで費用を安くする方法
ゴールデンウィーク期間は引越し料金が高いとは言え、
- この期間しか休みが取れない
- このタイミングで引越しをするしかない
という人も多いでしょう。
そんな人は、以下の点に注意して、
出来るだけ、引越し費用が安くなるように工夫してみましょう。
荷物を減らす
引越し費用は、
- 移動距離
- 荷物の量
によって変わってきます。
移動距離を変えることは難しいですが、
荷物の量は、工夫することができます。
荷物の量が少なくなれば、同じ日程・同じ時間であっても、
より安く引越しをすることができます。
どこ安いか引越し業者めっちゃ見てたけどやっぱ荷物少ない方がいいし安く済ませたいから極限まで荷物減らそうと思った
— 彩香 (@amnos354121103) 2018年10月9日
まずは、不用品の処分に取り組んでみましょう。
オプションを減らす
移動距離と荷物の量以外で、
引越し料金を上下させるのがオプションの有無です。
- 家電取り付け(洗濯機、エアコン、テレビ等)
- 家具の設置
- 不用品回収
- 荷造り、荷ほどき
- 梱包材の有無
- 車、バイクの輸送
こういった、オプションの中で、出来ることは自分たちで行うことで、グッと費用をおさえることができます。
不動産連携の引越し業者の見積もり聞いておえ〜ってなったから安いところ探したら結構違っててこれがオプションもりもりとそうでない業者の差かと
— こめた (@kmtsoli) 2019年2月19日
特に、荷造り・荷ほどきなどは、手間と時間はかかりますが、十分に自分たちで出来る作業です。
段ボールなどの梱包材も、
スーパーなどで無料でもらえるところもあります。
ちょっとした工夫で、引越し費用をおさえることができるので、チェックしてみて下さい。
また、予算が決まっているのであれば、
その金額で引越しするにはどうしたら良いか、
見積もりの際に相談するのも良いでしょう。
フリー便を活用
引越しの作業開始時間を、業者さんの都合に合わせることで、
格安で引越しができる「フリー便」というサービスもあります。
他の家での引越し作業を終えてから、2軒目以降での引越しになるので、
時間が読みにくいというデメリットはあります。
引越しがフリー便だから何時からかわかんないんだよな〜
— あみ (@chocolate_0419_) 2019年2月22日
目安の作業開始時間は、前日や当日に連絡がありますが、
前の作業の進捗状況によっては、大幅に遅れる場合もあります。
さらに、ゴールデンウィーク中は、渋滞などの影響も考えられます。
- 退去時の立会い
- 鍵の受け渡し
- ガスの開栓、閉栓
など、引越し前後は色々な手続きもあります。
フリー便を利用する場合は、余裕を持ったスケジュールを組む必要があります。
とは言え、そういったデメリットを許容できるのであれば、
フリー便は、時間指定での引越しと比べて、20~30%費用をおさえることができます。
出来るだけ引越し費用をおさえたいと言うことであれば、
フリー便を活用することも検討してみましょう。
日程を変える
引越しの割引率は、その日の予約状況によって変わってきます。
引越しが集中している日は、あまり割引が受けられません。
反対に、引越しが少ない日は、大幅な割引が期待できます。
そのため、同じゴールデンウィークの中でも、引越し費用は一律ではありません。
GWの中で日程の融通が利くのであれば、
安く引越しできる日を、引越し業社さんに訪ねてみるのも良いでしょう。
複数社に見積もりをとる
同じ日程、同じ時間帯であっても、
引越し業社ごとに引越し料金は変わってきます。
見積もりを1社からしかとらないのは危険です。
少なくとも2社以上から見積もりを取り、金額を比較しましょう。
値引き交渉をする
「GWは繁忙期だから」と値引き交渉をしないと、
損をしてしまうかもしれません。
確かに、通常期と言われる5月~2月の中では、
引越しが集中する時期ではあります。
とは言え、本当の繁忙期の3月~4月と比べれば、
まだまだ余裕があると言うのが実態です。
営業マンは、「すでにトラックが埋まってきてますよ」と
プレッシャーをかけてくることもあるかもしれません。
- 早めに見積もりをとる
- 複数社に見積もりとる
こうすることで、こちらも余裕を持って値引き交渉することができます。
営業マンのプレッシャーに負けずに、値引きを勝ち取って下さい。
ゴールデンウィークの引越し まとめ
- 連休の間に、荷造りから片付けまで集中して終わらせる
- 天気の心配が少ない
- 3月4月と比較すると相場も落ち着いている
このようにGWは、引越しに適した時期と言えるでしょう。
その分、人気がある時期でもあるので、
出来るだけ、早くから段取りを進めて、お得に引越しができるように準備しましょう。