引越し 10月

繁忙期ではないけれど、転勤に伴う引越しが増える10月。

気候も良いので、引越しを考える人も多くなります。

そんな10月のお得に引越しする方法をまとめました。

10月の引越し費用の相場

引越しの繁忙期は、3月と4月です。

それ以外の5月~2月までは通常期と言われており、

極端に料金が上がったり、予約が取りづらいということはありません。

 

とは言え、9月後半から10月上旬は、転勤に伴う引越しが増える時期です。

そのため、10月の中でも上旬は、引越しの相場が上がると言われています。

 

リクルート住まいカンパニーが行った「引越しに関する実態把握調査」から、10月の引越し金額の相場を見てみましょう。

<調査概要>

「引越しに関する実態把握調査」(リクルート住まいカンパニー)

【調査実施時期】 2013年3月22日(金) ~2013年3月29日(金)

【調査対象者】 18~69歳の男女

【調査方法】 インターネット調査

【有効回答数】 20,000サンプル

【調査実施機関】楽天リサーチ株式会社

単身 

(荷物少なめ)45,989円

12月、8月と並んで、3番目に安い月という結果です。

最安の12月(45,033円)とほぼ同じ水準です。

1番相場が高い3月と比較すると-12,179円で、

20%ほど安い金額です。

 

(荷物多め) 62,389円

1189月の次、4番目に安いという結果です。

最安の11月は56,935円なので、若干高いです(5,454

こちらは1番高い3月と比較すると-25,254

30%安い金額という結果です。

 

家族

(2人)81,126円

6番目に安い、ちょうど中間の月。

3(118,811)と比較すると、37,685円の差。

こちらも30%ほど安い相場になっています。

 

10月の引越し費用相場 まとめ

底値ではないものの、3・4月と比べると20~30%安い相場です。

 

転勤に伴う引越しの費用は、会社が負担することがほとんどです。

その場合、あまり値引き交渉を積極的にしない事も、相場が上がる原因と考えられます。

 

通常期の10月は、安くなる日時を選んだり、値引き交渉をするなど一工夫することで、お得に引越しができる時期と言えるでしょう。

10月で引越し費用が安い日はココ!@2019

引越し 10月

  • 多くの人がお休みになる土日祝日
  • 賃貸物件の区切りである月末

この期間は、引越しが多くなるので、引越し費用が高くなりがちです。

 

また、平日であっても大安の日は、引越しを希望する人が多くなります。

それは、通常期の10月でも言えることです。

 

なので、引越し費用をおさえたいのであれば、これらの日程を避けると良いでしょう。

では、具体的には、10月はどの日が引越し費用が安いのでしょうか?

サカイ引越しセンター

まずは、サカイ引越しセンターの

「お得な引越しカレンダー」を見てみましょう。

引越し 10月
※引用 http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/cgi-bin/service/value_cal_chk_temp.cgi?ym=201909

1週目から3週目まで、週の半ば(火~木曜日)に集中しています。

 

アーク引越しセンター

次に、アーク引越しセンターの

「引っ越しお得日カレンダー」も見てみましょう。

引越し 10月
※引用 https://www.0003.co.jp/calendar/

30%という大幅な値下げは、

やはり週の半ばや、仏滅の平日に設定されています。

 

六曜

万事に凶日とされる仏滅の引越しは、縁起を担ぐ人からは敬遠されています。

反対に「大いに安し」という意味のある大安は、人気のある日取りです。

 

そのため、

仏滅の平日は、引越しが少なくなり、

大安の日は、平日でも引越しが増える傾向があります。

 

10月の

仏滅は、6日(日)、12日(土)、18()24()28()

大安は、1()7()、13日(日)、19日(土)、25()29()

です。太字が平日

この点も、気にかけておくと良いでしょう。

 

10月で安い引越し日 まとめ

201911月の引越し費用が安い日は

サカイ引越センター:

238910151617日の8日間

 

アーク引越しセンター:

8151824日の4日間

という結果でした。

 

引越しの予約状況によって、お得な日は変わってきます。

上記の日程を目安にして、上旬~中旬の平日を狙うと良いでしょう。

 

もしスケジュールに余裕があれば、

引越し日を指定せずに、最安の日で見積もりを出してもらう方法もあります。

10月の引越しをさらに安くする方法

日取り以外にも、引越し費用を大きく左右するポイントが3つあります。

荷物を減らす

引越し料金は荷物の量が多いほど高くなります。

荷物の量が多いほど、必要なトラックの大きさが大きくなるからです。

 

引越し前は忙しいので、とりあえず全部荷造りして、

新居で荷ほどきしながら、ゆっくり荷物を整理しようかなと考えている人もいるかもしれません。

 

ただ、それでは、いらない物を運ぶ費用までかかることになります。

それは、もったいないですよね。

いる、いらないの判断は、荷造りするときがオススメです。

 

引越しのタイミングなどは、自分たちだけでは決められない事もあります。

でも、荷物の量は、自分たちで工夫することができます。

 

不用なものは、引越し前に処分する

これが1番簡単に引越し費用を下げる方法です。

 

値引き交渉をする

引越し 10月

値引き交渉を、普段の生活の中ですることはほとんどないですよね?

なので、引越し費用の見積もりが高いと思っても、

「値引き交渉したら、嫌がられるのでは?」とも思うかもしれません。

 

でも、安心して下さい。

営業マンは、値引き交渉されることに慣れています。

それに見積もりは、値引き交渉される想定で作っていることがほとんどです。

つまり、値引き交渉しないと損をしてしまうのです。

 

とは言え、どうやって交渉したらいいか分からない人もいると思うので、

値下げ交渉のコツをまとめました。

 

まず、営業マンを(お世辞でも)褒める

褒められて嫌な気分になる人はいません。

褒める時は、営業マンの名前を呼ぶと効果的です。

例:

〇〇さんの対応は気持ちいいですね

〇〇さんが1番連絡が早かったです

 

その上で、頼みたいけど、予算オーバーしていると伝える

例:

だから是非お願いしたいのだけれど、ちょっと高いなと思っていて…

 

そして値段が下がったら、お願いする意思を見せる

例:

〇〇円になったら、即決できるのですがどうですか?

 

値引き交渉をして失うものはありません。

思い切って聞いてみると案外簡単に値引きしてもらえることが多いです。

 

とは言え、見積もり金額の半分以下など大幅な値引きは現実的ではありません。

見積もり額の10%~20%くらいの金額が妥当です。

 

引越し時間帯を工夫する

  • 値引き交渉で、そこまで安くならなかった場合
  • 考えていた予算をオーバーしている場合

そんな時は、時間帯などの条件を変えるのも1つの方法です。

 

特に、午前中の作業はスケジュールが立てやすく人気があるため、高くなりがちです。

反対に、引越しの時間帯を業者さんにお任せする「フリー便」は、

時間の確約がない分、時間指定をする引越しと比べて大幅に安くなります。

 

  • 直前まで作業時間が決まらない
  • 当日も、前の作業次第で開始が遅れる場合がある
  • 夕方から夜にかけての作業の可能性もある

こういったデメリットもありますが、

出来るだけ、費用を抑えて引越しをしたいのであれば、

検討する価値があるでしょう。

 

「このくらいの金額で引越しするにはどうしたらいいか?」

と、引越し業者さんに聞くのもありです。

日程や時間、オプションの有無など、

費用を抑えるポイントを教えてもらえるでしょう。

10月の引越し まとめ

引越し 10月

10月によりお得に引越しをするなら、

  • 荷物を減らす
  • 値引き交渉をする
  • 引越し時間帯を工夫する

を心がけましょう。

そして、早めに見積もりを依頼することで、値引き交渉もしやすくなります。

10月は、天気が安定していて、引越し作業がしやすい季節です。

ぜひ、新生活のスタートを気持ちよく迎えてくださいね。

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