引越し 6月

6月は天気が悪いので、引越しは躊躇いがち。

とは言え、ちょっとしたコツで雨の時期の引越しを成功させることができます。

今回は6月の引越しのコツや注意点をまとめました。

6月の引越し費用の相場

引越しの繁忙期の3月4月、ゴールデンウイークが過ぎ、ぐっと引越し費用の相場が下がる6月。

 

人の動きが少なくなり、梅雨であることもあり、

引越しの件数が少なくなる時期と言われています。

 

リクルート住まいカンパニーが行った「引越しに関する実態把握調査」の結果を見てみましょう。

<調査概要>

「引越しに関する実態把握調査」(リクルート住まいカンパニー)

【調査実施時期】 2013年3月22日(金) ~2013年3月29日(金)

【調査対象者】 18~69歳の男女

【調査方法】 インターネット調査

【有効回答数】 20,000サンプル

【調査実施機関】楽天リサーチ株式会社

単身

(荷物少なめ)50,193円

通常期(5~2月)の間では、5月に次いで2番目に高い月という結果に。

最安の相場の12月(45,033円)と比べると10%ほど高いです。

とは言え、繁忙期の3月(58,168円)と比較すると、15%ほど安い相場です。

 

(荷物多め) 63,121円

通常期(5~2月)の間では、4番目に高い月。

こちらも最安の11月 (56,935円)と比較すると、10%ほど高いです。

繁忙期の3月(87,648円)との差は、30%ほど安い相場になっています。

 

家族

(2人)83,135円

通常期の中では1番高い月という結果です。

最安の1月(75,567円)と比べると10%ほど高いです。

その一方、繁忙期の3月(118,811円)との差は、30%ほど安い相場です。

 

6月の引越し費用相場 まとめ

一番の閑散期である11月から1月にかけてと比較すると、

10%ほど高い相場ということがわかります。

 

とは言え、繁忙期の3月と比較すると、ー15 ~ ー30%と相場は落ち着いています。

通常期と侮らずに、以下の点を気をつけると良いでしょう。

  • 見積もりを複数からとる
  • 早めに見積もり依頼をする
  • 値下げ交渉をする

6月で引越し費用が安い日はココ!@2019

サカイ引越センター

まずは、サカイ引越しセンターの

「お得な引越しカレンダー」を見てみましょう。

引越し 6月
※引用 http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/cgi-bin/service/value_cal_chk_temp.cgi?ym=201909

平日の月曜日から木曜日に、お得な日が集中しています。

 

アーク引越センター

次に、アーク引越しセンターの

「引っ越しお得日カレンダー」も見てみましょう。

引越し 6月※引用 https://www.0003.co.jp/calendar/

30%という大幅な値下げは全て平日で、特に仏滅の平日が目立ちます。

 

六曜

縁起を担ぐ人は、引越しの日取りを決める際、

六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)を気にかけます。

 

万事に凶日と言われる仏滅は人気がありません。

そして、「大いに安し」と言われる大安は、人気のある日取りです。

 

6月の

仏滅は、8日(土)、14()20()26()

大安は、3()、9日(日)、15日(土)、21()27()

です。太字が平日

 

人気がある大安は、平日であっても、引越しが多くなる傾向があります。

縁起を担ぐ人も、そうでない人も、

引越しをする日の六曜をチェックしておくと、役に立つでしょう。

 

6月の安い引越し日 まとめ

20196月の引越し費用が安い日は、

サカイ引越しセンター

4、5、6、10、11、12、13、17、18、19、20、24、25、26日の14日

 

アーク引越しセンター

4、7、10、14、20、26日の6日

という結果でした。

 

引越し業者ごとに、少しずつお得な日の設定が違うことが分かります。

日程だけでなく、その時の予約状況によっても割引率は変わってきます。

 

特に土日や月末は、引越しを計画する人が増えます。

その分、引越し料金も高くなりがちです。

スケジュールが許すのであれば、

そういった日を避けて計画すると良いでしょう。

 

天候のことを考えても、

梅雨に入る前の6月の前半がやはりオススメです。

6月(梅雨時)の引越しならではの注意点

天気が悪い

雨が降る日が多い梅雨時期。

地域にもよりますが、例年6月後半に各地で梅雨入りします。

引越し作業は、基本的に雨でも行われます。

 

とは言え、

雨を理由に引越しをキャンセルすることはオススメできません。

 

3日前までは無料でキャンセルできますが、

それ以降はキャンセル料が発生してしまいます。

 

そして、キャンセルした時点からスケジュールを調整するので、

希望通りの日で引越しができなかったり、元々の見積もりよりも高くなる可能性があります。

 

できれば、晴れの日に引越しをしたいものですが、

この時期は、雨が降ると思って準備を進めると安心です。

 

引越し業者に、梱包をお願いしている場合は、

  • 雨対策をどこまでやってもらえるのか
  • 追加費用はかかるのか

確認しておきましょう。

 

自分で梱包する場合には、

雨に濡れても大丈夫なように、

荷造りする前に段ボールの中にビニールをかぶせるのがオススメです。

ゴミ袋など、大きなビニール袋があると便利です。

特に衣類や書籍、電化製品など、水に濡れると困るものは、対策しておきましょう。

 

また、引越し当日は、

・濡れた荷物などを拭けるようにタオルを用意する

・搬入時、ブルーシートを敷き、新居の床が濡れないようにする

と安心です。

 

どんなに対策をしていても、

雨の日の引越しで全く荷物が濡れないということはありません。

そのため、雨の日の引越しは、荷物の破損が増える傾向があります。

特に、雨に濡れると段ボールの強度が下がるので注意して運びましょう。

強度が下がることを前提に、

段ボールに詰める荷物の量を少なめにしておきましょう。

 

カビが生える

雨が続く梅雨時期は、カビも心配です。

 

雨に濡れた段ボールに荷物を入れたままにすると、カビが生える原因になります。

また、運よく晴れの日に引越しができたとしても、

湿度が高い日が続くので、運んだ荷物を段ボールに入れっぱなしも良くないです。

 

荷物が到着したら、破損がないかの確認も含めて、

早めに、開封して、中身を取り出しましょう。

荷物や、新居の床や畳が濡れた時は、早めに拭き取りましょう。

放置していると、変色やカビの原因です。

 

そして、余裕があればお部屋のカビ対策も、引越し時にするのがオススメです。

・お風呂場で防カビ燻煙剤をたく

・ベッドなど湿気がこもりやすい場所に防湿シートをひく

・押入れなどにはスノコをひく

 

1度カビが生えてしまうと、掃除が大変です。

家具を設置したり、荷物をしまう前に対策すると効果的です。

 

準備は計画的に

湿度が高くジメジメした季節なので、

  • 冷蔵庫の中身の整理
  • 洗濯のタイミング

も計画的に行いましょう。

 

冷蔵庫と洗濯機は運搬前に水抜きが必要です。

これは、引越しの前日に済ませておく必要があります。

水抜きをしないと、運搬中に他の荷物を濡らしたり、故障の原因になります。

 

冷蔵庫の水抜きの仕方

前日にコンセントを抜いておくだけでOKです。

翌朝には、(冷蔵庫の後ろ側の)水受けタンクに水が溜まっているので、

その水を捨てましょう。

 

この作業のためには、

前日の夜までには、冷蔵庫を空にしておく必要があります。

 

湿度が高く、食中毒も起こりやすい時期です。

引越しの2週間ほど前から、冷蔵庫の中の整理を始めましょう。

 

洗濯機の水抜きの仕方

  1. 洗濯機の給水栓を閉めた状態で、電源を入れスタートボタンを押します。
  2. 30秒ほどしたら、ストップさせて、電源を切ります。
  3. 次に、空の状態で、一度脱水コースで運転します。
  4. その後、電源コード、給水ホース、排水ホースをそれぞれ外します。

(排水ホースは、中に水が残っていることもあるので、注意しましょう。)

 

この作業も前日までに終わらせておきます。

また、洗濯物が乾きにくい時期です。

あまり直前に洗濯をすると、引越しまでに乾かない可能性もあります。

余裕を持って、終わらせましょう。

6月の引越し まとめ

6月の引越しは

  • カビ
  • 湿気

に特に注意をしましょう。

事前のちょっとした一手間で、引越し後の作業が楽になります。

是非、参考にしてみてください。

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