転勤がある旦那様お持ちの方にとっては、永遠のテーマ「転勤に着いて行く?単身赴任?」について、メリット、デメリットをご紹介しましょう。
単身赴任と着いて行くのと、どちらがあなたの家庭に最善か、一緒に考えてみましょう。
転勤で単身赴任を選ぶメリット
それでは、早速転勤で単身赴任を選んだ時の、メリットについてご紹介しましょう。
子供にとって転校をすることは、人生の転機とも言えるでしょう。
社交的な子供なら、平気でしょうが、やはり慣れ親しんだ学校に通うことは子供にとってなによりも安心でしょう。
これは、単身赴任をして、子供を成人させた知り合いが言っていました。
「主人元気で留守がいいって本当だよ。
お陰で自由に子育てできたし、旦那がいないから気楽に生活できたよ。」
と言っていました。
慣れてしまうと、1人で生活を回したほうが、旦那さんがいる時よりも楽なんだとか。
そう言えば、私も旦那がいない時は、「自分しかいない!」と思って頑張れます。
しかし、旦那がいる休日は、「手伝ってもらえるかも?」と期待してしまいます。
結局手伝ってくれないとイライラしてしまうんですよね。
いなければできることでも、いるからできなくなったりします。
やはり慣れた土地で生活するのと、慣れない土地で初めから生活するのは全く違います。
友達や知り合いもいない中での生活は、かなり不安です。
「どこの病院に行けばいいのか?」
「どこの学区がいいのか?」
やはり住んでみないとなかなか分からないものです。
お父さんが単身赴任で遠い県に引っ越してしまいました。
寂しいです、どうしたらいいですか?
回答
私も単身赴任経験者ですが、正直なところ、数ケ月もすれば、お互いに慣れますよ。
私は、ざっくりとは、3年前後×3回、計10年強の単身期間でした。
家族が寂しがってくれたのは、最初の単身赴任の時の、最初の半年間だけでした。
正直なところ、会社は、一度単身赴任すれば、あとは半ば自動的に「この者は単身赴任大丈夫」と認識され、連続単身赴任となったりします。
でも、親子離れれば、今まで見えなかったところも見えてきますし、お互いに気になります。
心配もし合いますし、何より、夫婦としては、お互いの存在意義を認識し合います。
それを受けて、今まで以上に家族のことを考えたり、家族のための行動を取ったりするものです。
私もそうでした。
今まで当たり前だったことが、当たり前でなくなる事が多いので、当然だと思います。
単身赴任、悪いことだけではないと思います。
お父さんのところへ遊びにでも行けば、また、ご自分の世界観、価値観、視野の広がりが持てると思います。
転勤で単身赴任を選ぶデメリット
それでは、転勤で単身赴任を選ぶデメリットについてご紹介しましょう。
これは、仕方のないことかもしれませんが、生活費はそれぞれで掛かってきます。
食費も旦那さんは、外食やコンビニが多くなるでしょう。
また、電気やガスも節約できません。
ずーっと単身赴任も寂しいので、家族のもとに帰ってくることもあるでしょう。
この交通費も結構馬鹿になりません。
遠方でしたら、飛行機や新幹線になるでしょうから、そんなにしょっちゅう帰れません。
今は、スマホがありますから、相談はできるでしょう。
しかし、直接子供と触れ合って欲しいと思っても、単身赴任だと不可能です。
また、自分の体調が思わしくない時でも、無理して動かざるを得ません。
「誰かいてくれたら。」と思っても、友達にも頼みにくい、実家の親も無理となれば孤独の中で、子育てするしかありません。
単身赴任中は、旦那様の行動は、把握できません。
モテモテの旦那様なら、浮気を疑ってしまいますよね。
側にいたら、すぐに見つけれるのに単身赴任だと難しいです。
これも心配ですよね。
体調管理はもう大人ですからできるでしょうが、1人暮らしとなると、ごはんも疎かになっていないか心配です。
単身赴任の帰省給与についてですが、現在年収600万(現状の単身赴任地での帰省給与60万含む、家は福岡)、今度春から異動で札幌での単身赴任をすることとなりました。
月二回は会社から帰省給与として認められていますが、札幌福岡の飛行機代他電車代が往復11万ほどかかり、月二回となると22万円となり、年収が今よりさらに増えることなります。
帰省給与は課税対象ということで、会社に試算してもらったところ、所得税が現状より月に15000円ほど増え、手取りがその分減るといった形になります。
正直つらいです。
これはどうしようもないことなのでしょうか?
なにか対応策があるのでしょうか?
回答
以前、札幌に単身赴任していて月2回の帰省費用で、書類上の所得が増えて苦労したものです。
私は諦めたのでよくわかりませんが、所得税だけでなく、厚生年金や健康保険の等級も大幅にアップして、痛かったです。
単身赴任か家族引越しかを話し合うときのポイント
それでは、単身赴任か家族で引越しかを話し合うポイントをご紹介しましょう。
まず、ここでは、子供の進学について考えておきましょう。
公立の小学校なのか、私立の小学校なのか?
によってもかなり変わってきます。
また、小学校は公立で中学校は受験をお考えの方もいるでしょう。
この中学受験は、まさに地域によってかなり違ってきます。
私の住んでいる地域は、小学校は公立で、中学も公立に通い続ける家庭がほとんどです。
しかし、私の友達が、転勤でついて行った地域は、中学受験が一般的だったようです。
友達も、中学は公立を考えていたので、かなり焦ったようです。
受験を考えるなら、小学校4年生で中学受験の勉強を始める必要があるんだとか。
塾を選ぶところから、始めたそうです。
友達の旦那様は、いつ転勤になるか分からないお仕事で、なんと次の年には、転勤になってしまったんだとか。
塾にもやっと慣れて来ていたし、志望校も決まっていたので、結局単身赴任を選んだそうです。
どこでも誰とでも仲良くすることができる、社交的な子供なら心配はいらないでしょう。
しかし、特定の友達と親密に深く付き合うような子供であれば、転校はかなり辛い経験です。
転校を繰り返していくことで、強くなるという考えもあるでしょう。
友達の話をさせて下さい。
私の友達は、ご主人が転勤があるお仕事をしていました。
3人兄弟で、1番上のお兄ちゃんには、とても仲良しの友達がいました。
自然の豊かな場所で小学校3年生まで、一緒に毎日遊んでいたそうです。
まさに親友という感じで、何をするにも一緒に行動して助け合っていたのでした。
それが、小学校3年生の時にご主人の転勤が決まり、転校しないといけなくなったそうです。
別れの時は、お互い何も話さずに、ただ手を振って別れたそうです。
車の中で、1人で泣いていたのを見た友達は、「親の都合で子供にこんな悲しい思いをさせていいのか?」と自分を責めたと言っていました。
新しい小学校では、友達をあまり作らない子になってしまったそうです。
長男と話してみると、
「また、パパ転勤あるんでしょ?また離れなくちゃいけないんだったら友達いらない。」
と答えたそうです。
「こんな大切な時期に転校させなくても、もっと早く単身赴任を決めてあげればよかったと、かなり後悔したよ。
結局後から単身赴任にしたけれど、あの転校は間違ってた。」
と話してくれました。
引越し先の治安も大変重要です。
「住めば都」とも言いますが、あなた自身この地域が「住みやすい」と感じるか感じないかも重要です。
私は、初めて引越した地域は、とても気にいっていました。
特に、気に入っていたポイントは、治安です。
夜でも、安心して歩けます。
街頭もありますし、人通りもありました。
その後、引越しした所は、夜になると真っ暗になります。
帰りが遅くなると、車で迎えに来てもらわないと帰れません。
どこに行くのも車になってしまって運動不足でかなり太ったのもあります。
定住を考えるなら、どこに定住するかも重要です。
もし定住を考えるなら、このことも考えておきましょう。
どちらかの近くに住むかで、後々親の介護の時にも、いいでしょう。
しかし、ここで気をつけたいのは、お互いの関係性です。
友達で、ご主人に単身赴任をしてもらって、義理の両親の家の近くに家を建てる計画をした友達がいました。
そこまで話はまとまったのですが、義理の両親が先走ってなんと、敷地に友達家族の家を建ててしまったそうです。
「断るのもなんだし。」とうやむやに引越しをしてしまったんだとか。
いわゆる、敷地内同居です。
これが、かなりストレスなんだそうです。
「もうプライバシーなんてないよ!勝手に家に入ってくるし、勝手に冷蔵庫触るし。
子供にもお菓子バンバンあげるから、太ってきたし。
家で風邪ひいて寝ていたら「あらま!今のお嫁さんは呑気でいいわね!」て嫌味言われたんだよ!」
とかなりストレスを抱えていました。
「こんなことなら、引越す前にとことん話し合っとくべきだったよ。」と言っていました。
まとめ
いかがでしたか?
単身赴任にするメリットとデメリットは、ご理解いただけたでしょうか?
家族で納得するまで、話し合って決めて下さいね。
単身赴任にするか家族で引越すかどちらがいいと思いますか?
是非あなたのご意見をお聞かせ下さい!