単身で引っ越しを考えているけれど、何から手を付けたらいいのかわからない。
引っ越し業者に任せきりにしたくないけれど、引っ越しは初めてだ。
そんな方でも安心して引っ越しができる荷造りのコツをお教えします!
単身引越しの荷造りの手順
- 必要なものの準備
- 部屋をブロックにわける
- グループ分けする
- 普段使わないものから詰める
- 段ボールを使い分ける
まず、引っ越しの荷造りに必要なもの、あると便利なものをご紹介します。
- 軍手
- カッター、はさみ
- 割れ物シール
- ガムテープ
- 荷造り用のひも
- 油性ペン
- ビニール袋
- 輪ゴム
- 工具(家具などを解体するのに便利なので、できれば一通りそろっていることが望ましいです。)
- 段ボール
- プチプチ、エアーキャップ
- 新聞紙
- ハンガーボックス(引っ越し業者からレンタルできます。)
段ボールは引っ越し業者から無料でもらうかドラッグストアといったような量販店から不要になったものをもらうほかに、ホームセンターやネット通販などでも入手できます。
必要な道具がそろったら、部屋をブロック分けし、さらにそれをグループに分けます。
例えば、トイレ、寝室、キッチンといった風にブロック分けしたら、寝室の中のクローゼットグループなどです。
キッチンでも、食器棚、シンク下など分けていくと新居に着いてからしまいやすいですよね?
これができたら後は普段使わないものから順番に荷造りしていきます。
引っ越しの荷造り作業においてありがちなのが、普段の生活に使う必要なものまでしまってしまい、不便な思いをしてしまうというものです。
これを避けるため、荷造りはいつも使わない、しまってあるものから優先的に荷造りしていくことが大切です。
また、同様にありがちなのが、荷物をまとめたのはいいもののどこに入れたかわからなくなってしまうというもの。
これは荷造りに使う段ボール箱を内容物ごとにわけ、外側に内容を明記することで解決します。
単身引越しの荷造りにかかる時間の目安
引っ越しの荷造りはいつから始めるのがいいのでしょうか。
引っ越し業者の見積もりサイト引っ越し侍によるアンケートによると、引っ越しの5日ほど前から始めるのがベストだとわかります。
というのも、あまりに引っ越し間際に始めてしまうと、作業が終わらなかったり、段ボール箱や梱包用の資材が足りなくなったりする可能性があるためです。
精神的な余裕を持つためにも1週間前から準備するのが良いでしょう。
部屋のスペースに余裕があるようであれば、確実に使わないシーズンオフの洋服、アイテムから順に段ボールに詰めていってもいいでしょう。
まとまった時間が取れない方は、2週間前からコツコツ作業していってもOK。
荷造りのコツ
最後に荷造りをスムーズにするコツとポイントをお伝えします!
引っ越しをするにあたって重要なのが、新居についてからのあいさつです。
引っ越ししてからあたふたしてしまわないよう、タオルやせっけんといった品と苗字をいれた「のし」を用意しておくとよいでしょう。
そして、事前に窓や水回りの清掃をしておくと当日の作業の負担を減らすことができます。
また家具や書籍、食器の梱包がすんだら、引っ越し当日の流れややることをリストにして書き出しましょう。
この時に配送してもらう荷物の数をメモし、貴重品は自分で管理することを心がけましょう。
冷蔵庫や洗濯機は電源を切って、水を抜くことも忘れてはいけません。
ここで荷造りする際のポイントを確認してみましょう。
① 荷物は重い物を下に軽い物を上にいれる。
② 段ボールの中は緩衝材を入れ、中身が動かないようにする。
③ 重い本などは丈夫で小さい段ボールに、軽いものは大きな段ボールにいれる。
④ 一箱はひとりで持てる重さにする。
⑤ 新居ですぐ使うものは同じ箱にまとめる。
当然ですが割れ物は運んでいる間に割れてしまうこともあるので、一枚ずつ新聞紙でくるみ割れ物同士がぶつかることのないようにします。
また段ボールを置いた時の衝撃にそなえ、段ボールの底にも緩衝材や新聞紙を敷くとより安心です。
服は上に挙げたようにハンガーボックスが便利です。
箱の中に鉄パイプがとおしてある構造になっているので、普段クローゼットにかけるようにハンガーごといれるだけなので、運んでいる最中に服がしわになりません。
布団や毛布は圧縮袋を使ってコンパクトにしてから詰めます。
掃除機が必要になるので、掃除機を先に荷造りしてしまわないように気を付けましょう。
神棚や仏壇がある場合、位牌やご本尊は段ボールに入れず風呂敷に包んで持ち歩くのが常識です。
仏具は丁寧に梱包し、箱に詰めましょう。
神棚ですが、これは新しい神棚を飾る人が多いです。
今までの神棚は神社に納め、お焚き上げをしてもらいましょう。
段ボールの底はガムテープで十字にとめると丈夫で底が抜けにくいです。
また、小さい箱には重いもの、大きい箱には軽い物を入れるようにしましょう。
洗剤や調味料といった液体物は口にラップを巻き、輪ゴムで止めます。
そのうえで、割れものなら、タオルや緩衝材でくるんでください。
できれば、段ボールには割れ物注意のシールを貼ってください。
単身で引っ越しをするなら、単身パックがお勧めです。
多くの引っ越し業者は荷物の少ない単身者向けのサービスを提供しています。
同じ都道府県内で引っ越すなら、オフシーズンで3~4万円、繁忙期で5~6万円となっています。
これが他県への引っ越しとなるとオフシーズンで5万円以上、繁忙期で7万円以上が相場です。
料金が安い
追加料金がない
訪問見積もりがいらない
荷物を紛失、破損のリスクが少ない
梱包資材の無料提供が少ない
荷物が積みきれないと追加料金がかかる
運送できるサイズが限られている
ネットでは簡単に見積もりができるので、何社か比較してみるとよいでしょう。
荷物の量によっては単身パックだと高くついてしまうこともあるのでそういった意味でも見積もりをとることが大切です。
単身パックを使わずに引っ越しのコストを抑えたい方に費用を抑える方法を3つご紹介します。
1. 宅急便、宅配便で荷物を送る
2. レンタカーを借りて自分で運ぶ
3. ミニ引っ越しパックを使う
これから独り暮らしをする人や家具家電が全くない人には宅急便、宅配便のほうが安く済む可能性があります。
またレンタカーを借りて自分で運ぶ方法もあります。
引っ越し業者に運送を頼むと、運賃や人材費、そして新居までの自身の交通費がかかってしまいます。
ところが、レンタカーで運べばガソリン代とレンタル代金しかかからず、しかも自分の好きな時間に引っ越しできるというメリットがあります。
最後におすすめなのがミニ引っ越しです。
これは単身プランほど荷物が多くないが、宅配便だと送り切れないという方にお勧めです。
単身引越しの荷造り まとめ
今回は、大変な引っ越し作業をスムーズかつ楽にするコツや手順を紹介しました。
今まで引っ越しを経験した方もそうでない方もこれらのポイントを押さえるだけでずっと簡単に引っ越しすることができますよ。
また、 単身、一人暮らしで引っ越しを考えている方が気になる費用のことや引っ越し業者のプランについても紹介しました。
最後にもう一度引っ越しを簡単にする手順をおさらいしてみましょう
- 必要なものの準備
- 部屋をブロックにわける
- グループ分けする普段使わないものから詰める
- 段ボールを使い分ける
この手順を守ることを忘れないでください。
なにかと手間やお金のかかる引っ越しですが、今回ご紹介したコツを使って、楽々こなしてしまいましょう!