９月に引越し予定の方向け！安い日＆転勤が増える時期ならではの注意点

2019年3月11日

hikkoshi-pro

秋の転勤シーズンに当たる9月。

今回は、実際のところ相場がどうなっているのか。

そして、安く引越しできるポイントや、この時期ならではの注意点をまとめました。

1 ９月の引越し費用の相場
2 ９月で引越し費用が安い日はココ！＠2019
3 ９月の引越しならではの注意点
4 ９月の引越し　まとめ

９月の引越し費用の相場

1年の中で、3月4月は引越し業者の繁忙期。

それ以外の5月～1月は通常期と言われています。

繁忙期は通常期と比べて、引越し料金の相場が1.3倍。

場合によってはそれ以上になるので、引越しは通常期にするのがお得です。

9月は通常期ではありますが、

秋の転勤シーズンにあたるので、引越し件数が増える時期です。

そのため、9月に引越しを考えている人は、

相場がどうなっているのか気になりますよね？

リクルート住まいカンパニーが行った「引越しに関する実態把握調査」の結果を見てみましょう。

＜調査概要＞

「引越しに関する実態把握調査」（リクルート住まいカンパニー）

【調査実施時期】　2013年3月22日(金) ～2013年3月29日（金）

【調査対象者】　18～69歳の男女

【調査方法】　インターネット調査

【有効回答数】　20,000サンプル

【調査実施機関】楽天リサーチ株式会社

単身

（荷物少なめ）49,332円

通常期の中では、5月、6月に次いで、9月は3番目に高い月です。

とは言え、単身で荷物少なめの引越しの場合、

最安値の12月が45,033円なので、通常期はほとんど横ならびの相場です。

1番相場が上がる繁忙期の3月(58,168円)と比べると25％ほど安いです。

（荷物多め）　59,896円

こちらは、通常期の中で、11月、8月に次いで3番目に安い月という結果に。

繁忙期の3月（87,643円）と比べると30％ほど安い相場です。

家族

（2人）　79,931円

1年の中で5番目に安い月です。

相場の最安は、1月の75,567円なので、5番目とは言え、そこまでの差はありません。

反対に最高は、3月の118,811円です。

繁忙期と比べると、30％以上安い相場です。

9月の引越し費用相場　まとめ

荷物の量や、単身か家族の引越しかで、順位はばらつきがありました。

が、全体としては、転勤に伴う引越しが増えるとは言え、

1番の繁忙期の3月と比べると、

25～30％ほど費用を抑えて引越しができる相場です。

日程や引越し方法を工夫することで、

十分にお得に引越しができる時期と言えるでしょう。

９月で引越し費用が安い日はココ！＠2019

サカイ引越センター

まずは、サカイ引越しセンターの

「お得な引越しカレンダー」を見てみましょう。

※引用　http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/cgi-bin/service/value_cal_chk_temp.cgi?ym=201909

20日以前の平日に、お得な日が集中しています。

アーク引越センター

次に、アーク引越しセンターの

「引っ越しお得日カレンダー」も見てみましょう。

※引用　https://www.0003.co.jp/calendar/

こちらも、比較的月の前半の平日に、

30％OFFという大幅な値引きの日が設定されています。

六曜

仏滅の平日は、引越しが少なくなり、

大安の日は、平日でも引越しが増えると言われています。

何故ならば、仏滅は万事に凶日とされていて、

反対に、大安は、「大いに安し」と言われ、

結婚式などもそうですが、お祝い事に人気のある日取りです。

大安：2(月) 8(日) 14(土) 20(金) 26(木)

仏滅：1(日) 7(土) 13(金) 19(木) 25(水) 30(月)

縁起を担ぐのであれば大安の日を選びましょう。

気にしないのであれば、平日の仏滅は人気が低いので、狙い目です。

9月で安い引越し日　まとめ

2019年9月の引越し費用が安い日は、

サカイ引越しセンター

3、4、5、9、10、11、12、17、18、19日の10日

アーク引越しセンター

6、9、13、17、19、25日の5日

という結果でした。

このように引越し費用が安い日は、業者によって少しずつ異なります。

また、予約状況によって、割引率も変わってきます。

上記の日程を目安にして、いくつかの業者から見積もりをとり、比較してみましょう。

また、スケジュールに余裕があれば、

引越し日を指定せずに、「1番安い日で見積もりをお願いします」ということもできます。

９月の引越しならではの注意点

9月の引越しで特に気をつけるべき点は3つです。

転勤シーズンである

10月の転勤に伴う引越しの申し込みが増える9月。

10月1日からの異動の場合、

2ヶ月前の8月頃から、内示が出始めます。

つまりその頃から、物件探しや引越し業者の予約が始まります。

転勤族にとっては、年2回の嫌な時期に突入

うちの会社は、4月と10月が転勤時期
10月1日転勤のためには、1ヶ月前の8月末までに内示

つまり、
今週には内示されるはず。

果たして、転勤はあるのか、、。

あー、憂鬱。
転勤したくない。。

— りょう@博多 (@rk_globe) 2016年8月22日

なので、9月に引越しを考えているのであれば、

早めの見積もり・予約がオススメです。

そして、9月の後半は引越しが増えるので、

できれば、中旬までの日程でスケジュールを立てると良いでしょう。

転勤に伴う引越しの人たちが動き出す前に、

7月には動き出すのがポイントです。

引越し業者に問い合わせや見積もり依頼が増え始める前の方が、

希望の日程をおさえやすい
値引き交渉に応じてもらいやすい

というメリットがあります。

通常期だからと油断して、見積もり依頼が遅くなると、

希望の日程をおさえられない場合も出てきます。

残暑

9月の引越しは天候的にも、要注意です。

まず、9月の頭は、まだまだ残暑が厳しい時期です。

秋だからと油断していると熱中症になる可能性があります。

特に引越し当日は、荷物を運ぶのは引越し業者さんとは言え、

エアコンのない室内は、かなり暑くなります。

自分たちで荷物を運ぶのであれば、なおさらです。

冷たいドリンクを用意して作業に臨みましょう。

引越し業者さんにも、差し入れをすると喜ばれます。

また、荷ほどきや片付けの作業の時には、

クーラーや扇風機が使えると安心です。

クーラーの設置は、業者さんにお願いすることが多いです。

新居で、すぐに使えるように段取りをしておくといいでしょう。

台風シーズン

暑さとともに気になるのが、台風です。

9月は、1年の中で、8月と並んで、

台風の発生数
上陸回数

が多い月です。

しかし、基本的に引越し作業は雨でも行われます。

雨の日のお引越しは、大切なご家財が濡れないかなどご心配なさることもあると思います。
当社では細心の注意を払い、お客さまのご家財が濡れないように梱包・搬出・運搬・搬入をおこないます。
しかし、台風などの荒天や豪雨など、安全に作業ができないと判断した場合は、お客さまとご相談のうえ、段取りなどの再打合せをさせていただいております。

引越しのキャンセルは、3日前までは無料で可能です。

引越し日を変更、キャンセルした場合のキャンセル料

お客さまの事情でご解約またはお引越日程が延期となった場合は、
規定によりキャンセル料または延期手数料をいただいております。
■お引越の前々日に解約または延期になると、当社見積書に記載した見積運賃等（料金にあたっては、積込み、取卸し、搬出、搬入、荷造り及び開梱に要するものに限ります）20％以内。
■お引越しの前日に解約または延期になると、当見積書に記載した見積運賃等（上記に同じ）の30％以内。
■お引越し当日に解約または延期になると、当見積書に記載した見積運賃等（上記に同じ）の50％以内。
■解約の場合は解約手数料とは別に、当社が既に実施し、または着手した附帯サービスに要した費用（見積書に明記したものに限る）を収受します。

ただ、天気予報の確度は、

特に台風の速度や進路は変わりやすく、前日になって天気予報が変わることも多いです。

ちなみに前日や当日のキャンセルも可能ではありますが、キャンセル料が発生します。

（前日：見積もり額の30％　当日：見積もり額の50％）

そしてその場合、キャンセルした時点から、日程の再調整をする必要があります。

引越し直前での調整になるので、希望通りに引越しができない可能性が高いです。

なので、よほどの事情がなければ、

雨でも対策をした上で、引越しを決行した方が良いでしょう。

その際、雨対策の梱包は無料なのか、

どこまでやってもらえるのかは事前に確認しておきましょう。

また、この時期の引越しは、以下のように、

雨が降る前提で荷造りしておくと安心です。