費用が抑えられて、日程も融通がきくことから自力での引越しを考える方もいるはず。
「自分で運ぶのはいいけど、テレビってどうやって運ぶ?」
「テレビの接続や設定って自分たちで出来るもんなの?」
と心配になってきますよね!
今回は、テレビの引越しを自力で行う際の梱包方法や運搬時の注意点、TVの設定接続方法まで丁寧に解説していきます。
目次
引越しを自力で!テレビを運ぶ際に必要な事前準備
テレビを引っ越し業者を利用せずに自力で運搬する場合の注意点は以下の3点です。
・配線やアンテナ等の接続の問題
・梱包の問題 ・契約の問題 ・駐車場の確保 |
それでは一つずつ紹介していきますね。
① 配線やアンテナ等の接続の問題
テレビを引っ越しの際に運搬する時に最も注意しなければならないのは、配線やアンテナです。
というのも、取り外すときに適当に処理すれば、新居での接続の際にどのように接続すればいいのか分からなくなってしまいます。
そうならない為に事前に適切な処理の方法が必要になってきます。
ポイントはラベル貼りです。
マスキングテープや養生テープを準備し、5cm~7cmほどの長さに切りテレビの本体の端子部分とケーブルに対になるように目印をつけておきましょう。
こうすることにより、新居に引っ越しした後でも、迷いなく配線を行うことができます。
また、この作業を行う際には感電を防ぐためにも必ず電源がOFFになっていることをチェックすることにも気を付けてください。
② 梱包の問題
液晶テレビのモニター画面は破損しやすいために、梱包の仕方にも注意が必要になってきます。
方法としては2つあります。
・ネットで販売されているテレビ梱包セットの購入
・ホームセンター等でエアパッキンと板を貰う
ネットで引っ越しのテレビ運搬専用のテレビ梱包セットが売られています。
テレビ運搬専用に作られているため、非常に頑丈で破損のリスクをかなり軽減することが可能です。
テレビ梱包セットを入手できない場合は、ホームセンターなどに行き、エアーパッキンと板を貰ってください。
板は、液晶画面にあて固定してください。
エアーパッキンで液晶テレビ全体を覆った後、毛布などで更にテレビを覆うのがいいでしょう。
③ 契約の問題
ケーブルテレビを引っ越し後の新居でも見たい場合は、ケーブルテレビ会社に引っ越し先でも見れるかどうか確認しましょう。
見れない場合は解約するしかありません。
また解約に際して、引っ越しを決めたらすぐに連絡して解約の手続きをすることをおすすめします。
というのも、締め日を超過すると、テレビを見れないようになった後でも視聴料金を支払わなければいけないからです。
④駐車場の確保
意外と忘れがちなのが、駐車場の確保。
一軒家や来客用の駐車場が完備されたマンション・アパートならばいいのですが・・・
テレビの積み下ろしだけでなく、作業も同時に行うのであれば駐車場に停めておきたいところです。
仮に、駐車場がない場合や都心での引越しを考えられているのならば、駐車場のことも念頭に置いておきましょう。
近隣の駐車場を検索・予約ができるアプリもあるので参考に!
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引越し先で自力でテレビを接続する方法
あなたの引っ越し先は集合住宅ですか?それとも一家建てですか?
集合住宅か一戸建てかによって接続の方法が変わってきます。
① 引っ越し先が集合住宅の場合
集合住宅の場合、基本的に建物にアンテナやケーブルテレビが設置されています。
入居した後にテレビコンセントに線を差し込めば地上デジタル放送などをすぐに見れることができます。
たまに古い建物などでは、アンテナ等の設備がない場合もあります。
その場合は各自で設置しなければいけません。
大家さんなどに確認し、自分で設置しなければいけない場合は各自で準備しましょう。
② 引っ越し先が一戸建ての場合
一戸建ての場合は、新築か中古かによって変わってきます。
・新築の場合
新築の場合はテレビに関しての設備までされていることはほとんどありません。
親切な不動産会社であれば、テレビの配線の準備などを教えてくれますが、基本的に教えてくれないことがほとんどです。
家を建てた後に、煩わしいテレビの配線諸々の設置をしたくないのであれば、建てる前に不動産会社にテレビの配線をお願いしておきましょう。
・中古の場合
中古の場合は、以前の設備が残っているかどうかを不動産会社に確認しておきましょう。
以前の設備が残っている場合は、そのまま利用できます。
引越し先でテレビが映らない!自力で対処できる?
新居につき配線・接続なの準備万端。
しかし、いざテレビの見るときになって、電源がつかない。。。
電源がついても映像が見れない。。。
そういった問題に対しての対処法をご紹介していきます。
① 電源コードがしっかり接続されているか確認
テレビを搬入する際に、電源コードを接続されていない簡単なミスはよく起こるものです。
テレビの電源すら入れることができないなら、一度この初歩的なミスを起こしていないかどうか確認して下さい。
電源コードが接続しても電源が入らない場合は、テレビ自体が故障している可能性があります。
以前故障もなくテレビを見ることができていたのなら、搬送中に故障した可能性が高いですね。
引っ越し業者を利用している場合は、賠償してもらうこともできます。
自力で引っ越しした場合は、梱包をしっかりしたにもかかわらず、テレビが壊れてしまったら仕方がありません。
買い替えるか修理してもらうしかないでしょう。
自力での引越しにはリスクがあることも念頭に置いておいたほうがいいですね。
② 地上デジタル放送のB-CASカードが挿入されているか確認
地上デジタル放送対応のテレビにはB-CASカードが挿入されています。
このカードがあってようやく地上デジタル放送を見ることができます。
引っ越しの際にこのカードが自然に取れることは無い構造なのですが、万が一の可能性を考えて、きちんと挿入されているか確認しましょう。
もし紛失した場合は2050円の手数料を払うことで再発行してもらうことも可能です。
B-CASカード サポートセンター
https://www.b-cas.co.jp/support/
③ アンテナ線が接続されているか確認
電源コードが接続されていることを確認し、B-CASカードが挿入されていることも確認!
それでも画面が真っ暗な場合はアンテナの接続の問題がある可能性があります。
引っ越し当初は、電源コードを接続したもののアンテナの接続を忘れてしまっていることが多く、
アンテナ線を接続すればテレビが見れるようになったというケースが実際多いので、確認してみてください。
④ 電波状況を確認
電源コード
B-CASカード
アンテナ線
全て確認しても、テレビの状況が改善しない場合は電波状況に問題を抱えている場合があります。
不動産会社や大家さんに電波状況を改善する道具などを提供していないか相談してみましょう。
提供してもらえない場合は自ら購入して電波状況をよくする工夫をしてみてください。
テレビの引越しを自力で まとめ
引っ越しのプロである引っ越し業者にお願いすれば簡単なことも、
自力でする場合は、テレビ一つ搬出搬入するだけでも色々な問題が噴出してきます。
本記事を利用し、テレビの引っ越しで起こりうるトラブルを解決してみてください。
故障やケガなどのリスク、手間や時間を考えれば、自力引越しよりも業者にお願いしたほうがいい場合も結構あります。
まだ見積りをとっていない、という方は一度確認しておきましょう。