2tトラック 引越し レンタル

荷物は多いけれど、自力で引越しをしようとしたとき候補に上がるのが、2tトラックをレンタルする方法。

2tトラックは、引越し業者でも使われていて、たくさんの荷物が積めますが、注意すべき点もいくつかあります。

今回は2tトラックをレンタルして引越しをするコツをまとめました。

2tトラックで引越し!大きさ&積める荷物の量

引越し 2tトラック レンタル

2tトラックとは、一般的に車両総重量が5t未満、最大積載量が2t~3t未満のものを指します。

そのため、一口に2tトラックといっても、いくつかの種類に分けることが出来ます。

まず形状は、屋根のない平ボディと屋根のあるアルミバンがあります。

そしてサイズは、標準(ショート)ボディとロングボディの2種類が代表的です。

荷物室寸法の一例

平ボディ

ダイナの場合:縦312cm×横131.5cm

引越し 2tトラック レンタル

出典:http://trl-fukushima.co.jp/shashu3

 

標準ボディアルミバン

ダイナ(2t標準アルミ)の場合:縦312.5cm×横176cm×高さ209cm

引越し 2tトラック レンタル

出典:http://trl-fukushima.co.jp/shashu3

 

ロングボディアルミバン

ダイナ(2tロングアルミ):縦450cm×横206cm×高さ209cm

引越し 2tトラック レンタル

出典:http://trl-fukushima.co.jp/shashu3

 

積める荷物の量(目安)

屋根付きで雨の日の引越しでも安心な、

標準ボディアルミバンの場合で見てみましょう。

  • 冷蔵庫 大(450L) ×1
  • 洗濯機 ×1
  • テレビ(37インチ) ×1
  • 電子レンジ ×1
  • デスクトップパソコン ×1
  • 布団 ×3
  • ダンボール(中) ×20
  • エアコン ×1
  • 整理ダンス ×1
  • 洋服ダンス ×1
  • 食器棚 ×1
  • ソファ ×1
  • ダイニングテーブル ×1
  • 椅子 ×4
引越し 2tトラック レンタル

出典:https://rent.toyota.co.jp/guide/case/hikkoshi/osusume.aspx

2tトラックをレンタルして引越す場合の料金

2tトラックは、大手のレンタカー会社のほとんどで取り扱いされています。

屋根のない平ボディと、屋根付きのアルミバンがあり、

サイズも、標準とロングなど、荷物の量や用途に合わせて選ぶことが出来ます。

合わせて、自宅や引越し先の道路幅も考慮しましょう。

 

また、トラックは、インターネット予約は受け付けておらず、

電話のみでの受け付けのところが多いです。

引越しの予定が見えてきたら、早めに予約をすると良いでしょう。

特に、引越しが増える3月から4月は多くの人が利用するため、

良い日程から予約が埋まってしまいます。

レンタカーの料金(税別)

では、実際に2tトラックをレンタルする場合、

どれくらいの料金がかかるのでしょうか?

今回は

  • トヨタレンタカー
  • 12時間
  • 免責保証なしの場合

で比較してみましょう。

平ボディ・標準(T2クラス)

9,500円

 

アルミバン・標準(T3クラス)

13,000円

 

アルミバン・ロング(T4クラス)

18,000円

サイズが大きくなるほど、料金が高くなるので、荷物の量に合わせて、トラックを選びましょう。

また、不要なものは出来るだけ引越し前に処分することで、費用を抑えられ、引越し作業も楽になります。

 

それ以外にかかる費用

レンタカーで引越しをする際には、レンタカー料金以外にも、

以下のような費用がかかってきます。

  • ガソリン代
  • 高速道路代
  • 梱包材購入代
  • (お手伝いの人に対して)食事代・謝礼

レンタカー料金以外で想像以上にお金がかかった…ということのないように、

それ以外にかかる費用もチェックしておきましょう。

 

まとめ

近距離での引越しであれば、ガソリン代などがそこまでかからないので、

トータルで15,000円~引越しが可能です。

全て自分たちでやらなければいけないので大変ですが、

スケジュールを柔軟に立てられるので、自分のペースで引越しが出来ます。

 

長距離の引越しの場合は、ガソリン代、高速道路代などが、

思った以上にかかることがあるでしょう。

 

レンタカーは、ほとんどのお店でワンウェイ(乗り捨て)サービスに対応しているので、

借りたお店以外で車を返却することができますが、

そうした場合は、お手伝いにきた人の交通費の負担なども出てくるでしょう。

 

トータルしたら、引越し業者に頼んだ方が安かったという場合もあるので、

長距離の引越しの場合は、引越し業者からも見積もりを取り、比較することをおすすめします。

2tトラックをレンタルして引越す場合の注意点

免許について

2tトラックをレンタルする際に、まず気をつけなければいけないことが、

持っている免許の種類についてです。

2tトラックは、最大積載量が2t~3t未満と幅があるため、

普通免許で運転できるものとそうでないものがあります。

 

そして、2017年3月に準中型免許が新設されたことで、

普通免許を取得した時期によっても、

運転できるものとそうでないものがあり、区分が複雑になりました。

 

まずは、自分が普通免許を取得した時期と免許証の記載内容を確認しましょう。

ここでは、普通免許を取得した時期ごとに、

運転できるサイズをまとめました。

2007年(平成19年)6月1日以前に取得

(免許証に「中型車(8t)に限る」と記載されている人)

  • 車両総重量 8t未満
  • 最大積載量 5t未満
  • 乗車定員 10人以下

の車両の運転が出来ます。

全ての2tトラックを運転可能です。

 

2007年(平成19年)6月2日~2017年(平成29年)3月11日に取得

(免許証に「準中型車(5t)」に限ると記載されている人)

  • 車両総重量 5t未満
  • 最大積載量 3t未満
  • 乗車定員 10人以下

の車両の運転が出来ます。

車両総重量が5t未満の2tトラックの運転が可能です。

平ボディ、標準ボディのアルミバンは、5t未満のものがほとんどです。

そしてロングボディのものは、車両重量5tを超えてきます。

※ただし、トラックの仕様ごとに重量は異なるので、

必ずレンタル時に運転可能か確認をしてください。

 

2017年(平成29年)3月12日以降に取得

  • 車両総重量 3.5t未満
  • 最大積載量 2t未満
  • 乗車定員 10人以下

の車両の運転が出来ます。

2tトラックを運転することが出来ません。

免許証に記載されている、「準中型車(5t)に限る」 「中型車(8t)に限る」と書かれているのは、車両総重量のことで、最大積載量(荷物の量)ではないので注意してください。

 

また、トラックはマニュアルのものが多いです。

オートマ限定で免許を取っている人は、マニュアル車を運転できません。

ただ最近は、オートマのトラックを取り扱うレンタカー会社も増えてきたので、

オートマ限定の免許の場合は、確認してみましょう。

 

 

運転について

普段からトラックの運転をしている人であれば問題ないのですが、

乗り慣れていない人は十分注意して運転をしましょう。

 

乗用車やバンとは、運転感覚がかなり違います。

特に注意しなければいけないのが、屋根のついたアルミバンのトラックを運転するときの、

屋根の高さについてです。

必ずレンタルしたトラックの車高を確認してから運転をしましょう。

 

そして、トンネルや高架を通行するときには、制限高を確認します。

普段、乗用車を運転するときには、車高を気にして走ることはほとんどないと思いますが、

トラックの場合、運転席の屋根よりも荷物室の高さの方が高くなっています。

 

また、乗用車と比べて、

  • 死角が大きい
  • 内輪差が大きい

という特性があります。

もし、事故を起こしてしまうと、車の修理費の負担など、

想定外の出費になってしまいます。

運転に自信がない場合は、慣れている人にお願いするのも1つの方法です。

2tトラックをレンタルして引越し まとめ

引越し 2tトラック レンタル

2tトラックでの引越しを考えたときには、

まず、持っている免許で、2tトラックが運転できるかどうか確認しましょう。

その上で、荷物の量や道幅などの作業環境に合ったトラックを選ぶと良いでしょう。

2tトラックで運ぶ量の引越しとなると、お手伝いの人も数人必要ですし、作業もそれなりに大変です。

しっかりと準備をした上で、引越しに臨むと安心です。

 

費用面だけでなく、運転や作業など正直、かなり気を遣います。

さらに予期せぬケガやトラブルが発生した場合、「最初から引越し業者に頼んでおけばよかった…」となりかねません。

・自力でトラックを借りて引越しする

・業者を頼む

両者の差額が小さい場合には、引越しの専門家である業者に頼んだほうが賢いかもしれません。

見積もりをとったうえで、差額を比べるのが賢明です!

まずは費用を比較すること
引越し費用を抑える方法として、まず手軽にできることは、各引越し業者の費用を比較することです。
とはいえ、1から自分で資料を集めて調べるとなると面倒ですよね?
引越し費用の比較サイトで一括見積をしておきましょう。
  • 自分の引越し費用の相場がだいたい分かる
  • 値引き交渉しやすくなる
  • 安い業者を見つけることができる
  • キャンペーンやキャッシュバックを受けられると何かと便利です。 ネットだけでできて、しつこい勧誘電話もないので安心ですね。



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